ネズミが壁の中にいる?6種類の音の比較と侵入口・対策を専門家が解説

壁の中からネズミの音がするときに確認したい配管まわりの侵入口と封鎖施工 ネズミ
壁内の音が続く場合は、音がする場所だけでなく建物外周の侵入口候補も確認します。
害獣駆除歴20年マスター 芹澤 武史
監修者
害獣駆除・再発防止施工の専門家 害獣駆除歴20年|わな猟免許 第080148192号
芹澤 武史
関東エリアで20年以上にわたり、ネズミ・ハクビシン・コウモリ・アライグマなどの害獣被害に対応。
戸建て住宅を中心に、屋根裏・床下・外壁内部の侵入口調査から、追い出し、捕獲、フン尿清掃、消毒、再発防止施工まで一貫して現場対応してきた専門家です。

関東エリアで多数の施工経験があり、ネズミ・ハクビシン・コウモリ・アライグマ・イタチなど、さまざまな害獣被害に対応してきました。

害獣トラブル解決ナビでは、実際の現場経験をもとに、被害の見分け方、放置リスク、自分でできる対処法、業者へ相談すべきタイミング、再発防止の考え方まで、初めての方にも分かりやすく監修しています。

夜になると壁の中からカリカリ、カサカサと音がすると、ネズミがいるのではと不安になる方は少なくありません。ただし、音だけでネズミと断定することはできません。ネズミの種類別の被害サインと対策はネズミ駆除の完全ガイドで解説しています。

壁の中はのぞけないため、音がする時間帯、フン、かじり跡、壁際の黒い汚れ、外壁や配管まわりの隙間を一つずつ見比べて、ネズミかどうかを判断していきましょう。

この記事では、壁の中で聞こえる音とネズミの痕跡を手がかりに、見分け方と侵入口の探し方を説明します。似た害獣との違い、法律、最初にすること、費用、業者へ相談する目安も順に取り上げます。業者を選ぶときに見る点は関東の害獣駆除業者の選び方で解説しています。

この記事の結論

壁の中の音は、音だけで決めず侵入口までたどる

小刻みな音が夜間に繰り返され、ネズミのフンやかじり跡も見つかる場合は、壁内を移動している可能性を考えます。

  • 夜間に小刻みな音が続くか記録する
  • 室内側のフン・かじり跡・黒い汚れを探す
  • 配管・外壁・軒下など、壁の中へ続く隙間を地上から見る
  • 壁を壊したり毒餌だけに頼ったりせず侵入口対策まで考える
やらないこと高い所や狭い場所へ無理に入らないでください。何がいるか、まだ中にいるかが分からないうちは、侵入口を塞がずにおきましょう。法律で守られている害獣は、自分の判断で捕まえてはいけません。
30秒で確認
これってネズミ被害かも?
当てはまる項目をチェックしてください

屋根裏の音や臭い、フンのような跡がある場合は、ネズミが侵入している可能性があります。

2つ以上当てはまった方へ
ネズミ被害の可能性があります

2つ以上当てはまる場合、ネズミが住宅内や屋根まわりに侵入している可能性があります。自己判断で侵入口を塞ぐと、屋根裏に閉じ込めてしまう場合もあるため、早めの現地確認をおすすめします。

まずは「本当にネズミ被害なのか」「どこから侵入しているのか」を確認してもらいましょう。

壁の中の音がネズミか見分ける6つのサイン

壁の中から聞こえる音だけで正体を決めず、次のサインがいくつ重なるかを見ていきましょう。高所や狭い場所へ無理に入る必要はありません。

01夜中から明け方に壁の中でカリカリ音がする
02同じ壁や柱付近から数日続けて音がする
03キッチンや収納に小さな黒いフンがある
04食品袋・木材・配線にかじり跡がある
05配管や壁際に黒いこすれ跡がある
06外壁や配管まわりに隙間・穴がある
判定の目安6項目のうち2つ以上が同じ場所・同じ時期に重なる場合は、害獣の種類を決めつけず、侵入口まで含めて専門家へ相談を検討してください。そのときは、壁の中だけでなく、外壁や配管まわりにも入口になりそうな隙間がないかを見ておきましょう。
音と痕跡の比べ方

壁の中の音の見分け方|ネズミと似た動物を表で比べる

音の聞こえる場所からも、種類の見当がつきます。クマネズミは壁の中、ドブネズミは床下、ハツカネズミは収納のまわりに出やすい傾向があります。私(監修者の芹澤武史)は相談を受けると、まず「どんな音だったか」を伺います。猫が歩くようなドシドシした音か、爪でカタカタする音かを聞くと、種類をある程度しぼれるからです。

調査で音のほかに見るのは、フン、かじり跡、ラットサインと呼ばれる黒いこすれ跡です。配線の傷や焦げたにおいがあれば、火事の心配を先に考えます。入口は2〜3cmの穴だけでなく、約1cmの隙間まで探します。

壁内の音とともに配線の傷・焦げ臭・ブレーカーの異常がある場合は、ネズミ対策より先に、電気設備を点検してもらってください。

候補音の質音がする時間帯出やすい場所侵入口の目安
候補クマネズミ
音の質カリカリ・カサカサ(かじる・走る)
音がする時間帯夜間〜明け方
出やすい場所屋根裏・壁内・高所
侵入口の目安約1〜2cmの隙間
候補ドブネズミ
音の質ガサガサと低い位置で動く音
音がする時間帯夜間
出やすい場所床下・水回り・排水まわり
侵入口の目安基礎・配管まわりの2〜3cm
候補ハツカネズミ
音の質小さくカサカサと短い音
音がする時間帯夜間
出やすい場所収納・倉庫・キッチンまわり
侵入口の目安1cm程度の小さな隙間
候補コウモリ
音の質バサバサという羽ばたき音・キィキィ
音がする時間帯日没直後と明け方に集中
出やすい場所軒下・換気口・屋根の隙間
侵入口の目安約1.5〜2cmの隙間
候補ハクビシン
音の質ドタドタ・ミシミシと重い足音
音がする時間帯深夜
出やすい場所屋根裏
侵入口の目安8〜10cm程度の隙間
候補イタチ
音の質軽く素早い足音
音がする時間帯夜〜明け方
出やすい場所屋根裏・床下
侵入口の目安3cm程度の隙間
表の見方

表の内容は目安です。実際には、建物の造りや被害の広がり、侵入口の位置によって変わります。当てはまる行があっても、現地で見てもらってから対応を決めてください。

表の読み方:音の質と時間帯の2つが当てはまる行が、最初に疑う候補です。ただし壁材や柱を伝って音の位置はずれるため、フンの大きさや侵入口の隙間とあわせて絞り込みます。

出典:町田市保健所「住まいのネズミ対策」(2026年9月27日閲覧)。フンの大きさ(ドブネズミ10〜20mm・クマネズミ6〜10mm・ハツカネズミ4〜7mm)、住宅の侵入口、1〜2cm程度の隙間から入ることは、この資料によります。数値は目安で、個体差があります。

音

カリカリ・カサカサと小刻みに続く

壁内で移動したり物をかじったりすると、小さく断続的な音として聞こえることがあります。

時間帯

夜間から明け方に繰り返す

ネズミは夜に活動しやすいため、静かな時間帯に同じ場所から聞こえるかが手がかりになります。

室内

フンやかじり跡も一緒に見つかる

キッチン、収納、壁際に小さなフンや食品袋の傷があれば、音と一緒に書き留めておきましょう。

外周

配管や外壁の隙間につながる

壁の中へ入る経路は室内から見えないことが多く、調査では配管・基礎・屋根まわりまで見て回ります。

基礎の換気口を通る配管のわきで、コンクリートが欠けて開いた暗い隙間
見るポイント:基礎の開口部を通る配管のわきに開いた隙間と、欠けたコンクリート。
相談目安:配管のまわりに指が入るほどの隙間があれば、調査を頼む目安です。
プロの視点:配管そのものより、基礎や壁との境目の隙間が見落とされやすい場所です。
似た害獣との違い

ネズミと似た害獣の違い|音・フン・侵入口で見分ける

壁や屋根裏で音がする害獣はネズミだけではありません。音の重さ、フンの形、入れる隙間の大きさの3点を組み合わせると、種類の見当がつきます。

コウモリとの違い|羽ばたく音が日没直後に集中する

コウモリはバサバサという羽ばたき音が特徴で、出入りは日没直後と明け方に集中します。フンは黒く細長く、乾くと崩れて粉状になり、軒下や換気口の真下にまとまって落ちます。入れる隙間は約1.5〜2cmで、対策の全体像はコウモリ駆除完全ガイドで説明しています。

ハクビシンとの違い|天井が揺れる重い足音

ハクビシンはドタドタ、ミシミシという重い足音が深夜に聞こえ、天井板が揺れることもあります。同じ場所に排泄するためフンが一か所にたまり、8〜10cm程度の隙間から入ります。屋根裏の被害の見分け方はハクビシン駆除完全ガイドで取り上げています。

イタチとの違い|強い獣臭と軽く素早い足音

イタチは夜から明け方に軽く素早い足音がして、強い獣臭を伴うことが多い害獣です。3cm程度の隙間から入り、フンは細長く、動物の毛や種子が混じります。ニホンイタチのメスは捕獲できません。法律での扱いはイタチ駆除完全ガイドに書いています。

音の質だけでは種類を決められません。フン、かじり跡、入れる隙間の大きさを合わせて見て、手がかりがいくつも重なる種類から疑っていきましょう。

侵入口

壁の中へ入る経路として換気口が疑われる場合は、ネズミが換気口から侵入するときのサインで詳しく取り上げています。

壁の中の音から侵入口を探す|住宅で疑う5か所

痕跡が見つかった場所だけを塞いでも、本当の侵入口が別に残っていれば、また入り込まれます。音は壁材や天井材を伝わり、フンや足跡は通り道に残ります。そのため調査では、入口を建物の外周全体で探します。

現場では、室内のサインを見たあとに建物の外周を一周し、屋根・軒下・換気口・基礎・配管を毎回同じ順番で見ていきます。見える穴だけでなく、汚れ、毛、爪跡、フンの落下位置などから動線を逆算すると、見落としを減らせます。

ご自身で外まわりを見るときも、痕跡の濃い部屋にいちばん近い外壁だけで終わらせず、軒天や配管の貫通部、増築部の継ぎ目まで続けて見ておきましょう。雨のあとや季節の変わり目に隙間が広がることもあるため、穴の大きさのほか、金網の浮き、コーキングの傷み、木部の傷、まわりの黒ずみも書き留めておくと、調査のときに役立ちます。高い所は地上からズームで撮り、登らないでください。

侵入口は、はっきりした穴だけとは限りません。建材どうしの継ぎ目にできた細い隙間からも入り込みます。町田市保健所の資料でも、壁や基礎の隙間、換気扇・通気口、電線等の導入部、雨戸の戸袋、エアコン配管まわり、床下通気口、台所下の配管まわり、屋根と壁の隙間などが侵入口として挙げられています。私が関東の戸建てで経験した例では、建物の侵入口を塞ぐ工事をしたのに被害が止まりませんでした。床下をくまなく調べると、土にネズミが通れるほどの小さな穴がいくつも空いていて、基礎の下を潜って入っていたと考えられました。床下と外回りの地面の穴をモルタルで固め、様子を見ていただくようお伝えしました。

特に配管貫通部は、配管そのものではなく壁との境目に生じた隙間を見落としやすい場所です。床下通気口や換気口では、網が付いていても端が浮いていないか、留め具が外れていないかも見ておきましょう。

雨戸の戸袋や、屋根と外壁の継ぎ目は高い所にあることの多い場所です。地上からスマートフォンのズームで撮り、黒いこすれ跡や巣材のような物が写っていないかを見るだけにしてください。はしごで近づく必要はありません。

壁の中で音がする位置と実際の侵入口が一致するとは限りません。壁材や柱を伝って音が別の場所から聞こえることがあるため、室内で音がした一点だけを基準に塞ぐと、別経路を残す可能性があります。

音がする部屋、フンやかじり跡がある場所、外周の隙間の候補を、メモや写真で結びつけておきましょう。調査では、その痕跡がつながる経路から先に調べます。封鎖は、中に残っていないこと、ほかに入口がないことを見届けてから行います。

  • 換気口・換気扇の開口部
  • エアコンや給排水の配管貫通部
  • 屋根と外壁・軒下の隙間
  • 床下通気口や基礎のひび・穴
  • 雨戸の戸袋・ドアまわりの隙間
雨どいが付いた軒先の角で、板が欠けて中が見えている穴
見るポイント:雨どいの端で、軒先の角の板が欠けて穴になっている。
相談目安:高い所にあるため、地上から写真を撮るだけにしてください。
プロの視点:雨どいを伝って登られることがあるため、軒の角との境目まで見ます。
注意点

壁の中のネズミを放置したときの4つのリスクと法律

放置リスク

配線へのかじり被害

壁内の電気配線をかじられると、通電異常や設備トラブルにつながるおそれがあります。焦げ臭や異常があれば触らないでください。

放置リスク

フン尿・臭い

壁内や屋根裏にフン尿が残ると、臭いや衛生面の不安につながることがあります。

放置リスク

別の場所へ移動

一部だけ追い払っても侵入口が残れば、別の壁や天井へ活動場所を変えることがあります。

再侵入

侵入口が残ると被害が繰り返す

一時的に音やフンが減っても、侵入口と餌・ねぐら条件が残れば同じ個体や別個体が再侵入する可能性があります。

フンや尿がたまって断熱材や天井材に広がると、臭いが強くなり、掃除する場所も増えます。ネズミでは配線のかじり、コウモリでは乾燥したフンの粉じん、中型害獣では天井板や断熱材の汚損など、害獣ごとに優先すべきリスクが異なります。

放置したときに真っ先に見たいのは、暮らしの不快さより、安全にかかわる異常がないかです。配線の近くで音が続く、家電の動きがおかしい、ブレーカーが何度も落ちる、焦げたような臭いがする。こうした変化が重なったら、壁を開けたり配線に触れたりしないでください。その設備は使うのを控えて、電気の点検を頼みましょう。電気工事店に見てもらう場面もあるため、「どの部屋で・いつ・どんな異常が出たか」を書き留めておくと話が早く進みます。業者ごとに引き受ける作業の違いは害獣駆除業者の比較と選び方で解説しています。

フン尿については、見える場所だけを掃除して終わりにすると、壁内や屋根裏に残った汚損を見落とすことがあります。キッチンや食品を置く場所の近くでフンを見つけたら、食品や調理器具、ペットフードを痕跡から離しておきましょう。乾いたフンは素手で触らず、ほうきで勢いよく掃くこともしないでください。私も、フンをご自身で片付けたときは、よく手を洗うよう必ずお伝えしています。

また、一時的に音が止まっても、侵入口や餌になる物、巣材が残れば活動場所を変えたり再侵入したりする可能性があります。「音がしなくなったから、もういないと思う」というお話を私はよく伺いますが、それだけで解決したとは考えません。新しいフン、かじり跡、黒いこすれ跡が増えていないかを、数日ごとに見ておくと、変化に早く気づけます。

法律と自治体の決まりを先に知っておく

ハツカネズミ・ドブネズミ・クマネズミは鳥獣保護管理法上の『野生鳥獣』から除外されており、一般家庭での防除は可能です。ただし、配線・高所・衛生リスクがある作業は無理に行わないでください。

一方、コウモリ・ハクビシン・イタチは鳥獣保護管理法で保護されており、許可なく捕獲・殺傷することはできません。壁の中にいるのがネズミだと分からないうちは、捕まえようとしないでください。迷ったときは、お住まいの自治体の窓口か専門業者にたずねることをおすすめします。

台所の壁と家具の間の縦の隙間と、縁に付いた黒っぽい汚れ
見るポイント:壁と家具の間の縦の隙間と、縁に付いた黒っぽい汚れ。
相談目安:食品や調理器具のすぐそばで、こうした汚れやフンを見つけたとき。
プロの視点:隙間の縁の黒ずみは、体をこすって通った跡のことがあるため、奥へ続いていないかを見ます。
できる対策

壁の中の音に気づいたら|安全な初動3つと避ける行動3つ

ご自身で見るときは、音の時間帯、フンの大きさ、ラットサイン、こすれ跡を書き留めておきましょう。市販の粘着シートや毒餌、忌避剤は一時しのぎには使えますが、それだけで再侵入を防げるとは限りません。ご自身での対処が裏目に出た例で私がいちばん多く見てきたのは、市販の毒餌を置いた結果、壁の中や屋根裏でネズミが死に、死臭とハエが出たケースです。根本から止めるには、侵入口の封鎖まで要ります。

安全にできる

写真・時間帯・場所を記録する

音がする時間帯をスマートフォンにメモし、床から見える壁際・収納・配管のあたりを見ておきましょう。 食品やゴミは密閉し、フンは素手で触らず、外周は地上から見るだけにしてください。

避ける行動

高所と封鎖は業者に任せ、フンは手袋で扱う

壁をむやみに開ける、狭い点検口へ無理に入る、音がする場所だけを先に塞ぐ行為は避けましょう。 はしごで屋根へ上がる、乾いたフンを勢いよく掃く、中にいるか分からないうちに穴を全部塞ぐ。どれも危険です。

  • 音がする場所・時間帯を2〜3日記録する
  • フン・足跡・かじり跡は触らず写真を撮る
  • 食品・ペットフード・生ゴミを密閉する
  • 高所や点検口へ無理に入らない
  • 乾いたフンを素手・乾拭きで舞い上げない
  • 害獣が中にいる状態で侵入口を先に塞がない

自分でできる初動の目的は、その場で完全に追い出すことではなく、被害を広げずに専門家が判断できる情報を残すことです。食品やペットフードを密閉し、調理器具や寝具など生活に触れる物を痕跡から離し、フンがある場所は人やペットが入らないよう区切っておきましょう。掃除をするときも、乾いたまま掃いたり掃除機で吸ったりはしないでください。手袋とマスクをつけ、窓を開けて換気し、消毒のしかたを調べてから、少しずつ片付けましょう。

相談前に書き出す5項目 現地調査の前にこの5項目をメモしておくと、調査が短時間で済みます。
  • 音がした部屋と壁の位置(1階・2階、方角)
  • 音がした時間帯と、続いた日数
  • フンの場所と大きさ(分かればmm単位で)
  • かじり跡があるもの(配線・木部・食品袋)
  • 外壁で見つけた隙間や穴の位置
再発防止まで

専門業者の対策|調査から封鎖まで4ステップ

専門業者は、害獣の名前を聞いて薬剤を置くだけではありません。被害の様子を見て侵入口を突き止め、追い出し・清掃・封鎖・施工後の見直しまでを建物ごとに組み立てます。費用や再発のしにくさに差が出るのは、侵入口の調査と、どこまで施工するかが見積もりに入っているかどうかです。

調査に伺うと、私は2階の屋根裏から見ることが多いです。中の様子が分かってからのほうが、説明の順番を組み立てやすいからです。そのうえで『どこにいるか』『どこから入ったか』『中に残っていないか』『どこまで汚れているか』を一つずつ記録し、施工の前と後に写真を残します。

01

被害のサインを集める

音・フン・足跡・臭い・かじり跡から、活動している場所を絞ります。

02

侵入口候補を調査

屋根、軒下、換気口、外壁、配管、基礎などを外から順に見ます。

03

生息状況に合わせて対策

法律と時期を守り、必要な追い出し・清掃・防除を行います。

04

侵入口を封鎖して、あとから見直す

中に残っていないのを見届けてから施工し、その後も再侵入の兆しがないかを見ます。

業者の説明を比べるときは、害獣名や薬剤名より、次の点を見てください。調べた場所、見つかった侵入口、追い出しか捕獲か、清掃・消毒をする場所、封鎖の材料、施工後の見直し方が、見積書と写真で一つずつ対応しているかどうかです。『一式』とだけ書かれていたら、屋根・床下・外壁など場所ごとに何をするのか、追加費用がかかるのはどんなときかを聞いておきましょう。

再発防止は、施工直後に音が止まったかだけでは判断できません。数日から数週間は、同じ時間帯の音、フンや臭いの増減、新しいかじり跡や足跡がないかを見て、封鎖した場所の写真と見比べましょう。建物が古くなったり、施工していない所に新しい隙間ができたりすることもあります。保証の対象になる場所と連絡のしかた、見直しに来てもらう目安は、施工の前に書面でもらっておくことをおすすめします。

先に塞ぐと悪化します やり直しになりやすいのは、次のような失敗です。
  • 目立つ穴だけを塞ぎ、別の隙間から数日で戻られた
  • 中にいるか調べずに封鎖し、壁の中で死んで臭いが出た
  • 毒餌だけで対処し、巣とフンが残って再発した

どれも、建物の周り全体で侵入口を洗い出す前に手を打ったことが原因です。

相談目安

壁の中の音はいつ相談するか|緊急度の3段階

被害の強さは害獣名だけでは決まりません。頻度、被害箇所の数、衛生・建物への影響、高所作業の必要性を合わせて見ていきます。特に配線異常、強い悪臭、天井材の大きな染み、室内への侵入がある場合は、何より安全を優先しましょう。

軽度

記録をつけながら様子を見る

サイン:単発の物音や痕跡/外周に気になる場所が1か所。壁の中のネズミ音か断定できない場合でも、同じ場所で繰り返すなら相談しましょう。

中度

侵入口まで含めて調査

サイン:数日続く音・フン・臭い/複数の被害サイン。建物の外周と被害の出ている場所を、まとめて調べてもらう段階です。

重度

安全を優先して早めに相談

サイン:強い悪臭・天井や断熱材の被害/配線・建材の損傷や大量のフン。無理な掃除や高い所の点検はせず、専門家に見てもらうことを先にしてください。

早めに相談したい状態同じサインが数日続く、複数箇所で痕跡が増える、室内に出る、焦げ臭・強い悪臭・大量のフン・天井染みなどがある場合は、自分で奥までのぞかずに、専門家へ相談してください。

相談の緊急度を決める際は、痕跡の数だけでなく、生活空間との距離と安全上の影響を優先します。キッチンや寝室への侵入、配線の異常や焦げたにおい、天井材のたわみ、強い悪臭、大量のフン。子どもや高齢者、ペットが触れるおそれがあるときも含め、こうした場合は痕跡が少なくても早めに見てもらいましょう。反対に、一度だけの音で危険なサインがなければ、場所と時刻を記録しながら、また起きるかどうかを見守ってください。ただ、壁の中は配線や配管が通っていて自分では開けられず、屋根や戸袋のような高い所の入口も地上からは見きれません。そこから先は、専門の業者に任せる部分です。

被害が続くなら早めの確認を
壁の中の音の原因を現地で確認したい方へ

壁の中の音が続くと、いつまで様子を見ればよいのか判断しにくいと思います。ハウスガード24は、関東・山梨・静岡の戸建てを中心に自社で施工しています。この記事の施工事例と同じ手順で、侵入口までたどって調べます。現地調査・お見積もりは0円、受付は24時間365日で、状況とエリアによっては最短30分で伺います。

✓ 関東・山梨・静岡で自社施工
✓ 現地調査・お見積もり0円
✓ 最短30分・24時間365日受付
✓ 永年保証あり
電話で伝えるとスムーズな内容:音がする場所と時間帯/フン・臭いの有無/被害箇所や侵入口らしい場所

※永年保証は、対策工事を実施した場合に当社が実際に工事を行った範囲を対象として適用されます。建物全体を無条件に保証するものではありません。

費用

ネズミ対策の費用相場|1万〜30万円台・足場+5万〜20万円

費用は、害獣の種類より、侵入口の数、被害の広がり、清掃・消毒の要否、高所作業、足場、再発防止の施工量で変わります。広告の最低価格では総額を比べられません。見積書では『何をするか』『どこまで施工するか』『再訪や保証の対象はどこか』まで読んでおきましょう。

被害レベル費用目安想定される状況
被害レベル軽度
費用目安1万〜5万円
想定される状況侵入口が少なく、被害が一部にとどまるケース
被害レベル中度
費用目安5万〜15万円
想定される状況複数箇所の侵入口、清掃・消毒、追い出し等が必要なケース
被害レベル重度
費用目安15万〜30万円台
想定される状況屋根裏・床下など広い場所に被害があり、再発防止工事も多いケース
被害レベル高所・足場
費用目安+5万〜20万円
想定される状況屋根・高所の施工で足場や安全設備が必要な場合の追加目安
この表を使うときの注意

同じ症状でも、建物の造りや侵入口の数によって必要な作業は変わります。表だけで判断せず、気になる項目があれば写真や記録を残したうえで相談してください。

出典:複数の駆除業者が公開する料金表・費用解説(2026年8月時点)。金額は被害の状況、建物の造り、施工する場所の広さで変わります。

相場の読み方上記は複数業者の公開料金をもとにした2026年8月時点の目安です。最終的な金額は、現地調査のあとの見積もりで決まります。
見積もりの読み方広告に出ている最低料金は、一部の作業だけの開始価格です。被害全体を直す工事の総額とは別物として読んでください。

費用が変わる5つの要因

  • 調査する場所:屋根裏・床下・外周のどこまで調べるか
  • 侵入口の数と高さ:数が増えるほど封鎖の手間と材料が増える
  • 清掃・消毒の範囲:フンの量と広がりで作業量が変わる
  • 再発防止工事:断熱材の交換や部材の補修を含むか
  • 足場の要否:2階以上の作業では総額に最も影響する

見積もりを比べるときは、総額だけでなく、現地調査・出張・資材・再訪問・処分費が含まれているか、追加工事の前に承認を取る決まりがあるかを見てください。安さを優先して封鎖する場所を減らすと、再侵入したときに施工費がまたかかります。原因の調査と再発防止まで含むかどうかで選びましょう。

施工の内容や保証まで比べるなら、業者選びの記事も役に立ちます。

失敗しない害獣駆除業者の選び方

現場の見方

害獣別の料金目安と見積書の見方は害獣駆除の費用相場【2026年版】で詳しく解説しています。

ハウスガード24の施工事例|現場写真2例

ハウスガード24は、受付から現地調査、対策工事まで自社スタッフで対応します。相談のときは害獣名を先に決めず、被害の場所と侵入口を一度の調査で調べ、必要な施工だけを見積もりに書き出します。

実際の調査では、施工前の侵入口候補と施工後の状態を写真で残し、どこを塞いだか分かるようにします。被害の出ている部屋だけでなく、屋根・軒下・換気口・外壁・配管・基礎まで見て回り、別の経路から入り直されないように塞ぐ場所を決めます。

掲載している2枚は、外壁と屋根まわりの侵入口を調査し、封鎖まで行った現場の記録です。室内で音とフンが見つかった部屋を起点に建物外周を一周し、隙間の位置と黒いこすれ跡を照合して封鎖箇所を決めています。

封鎖は、中に取り残しがないのを見届けてから行います。施工後は同じ場所を見直し、新しいフンやこすれ跡が出ていないかを調べます。

青い瓦屋根の上で、瓦の継ぎ目に金網を当てて充填剤を打つ作業員
見るポイント:瓦の継ぎ目に沿って当てた金網と、充填剤を打つ手元。
相談目安:屋根まわりは転落の危険があるため、ご自身で登らないでください。
プロの視点:瓦のすき間に金網を入れ、端を充填剤で固めて、細い隙間が残らないようにします。
瓦屋根の軒下で、軒の板の内側に穴あきの金属板を取り付ける作業
見るポイント:軒の板と外壁の間のすき間に、穴あきの金属板を当てている。
相談目安:塞いだあとに音がまた聞こえるときは、別の侵入口が残っていないかを見てもらいましょう。
プロの視点:私が他社の工事のあとで気になるのは、封鎖したつもりでも、こうした境目の細部に隙間が残っていることです。
保証

永年保証の対象|保証書で見る3点

ハウスガード24の永年保証は、対策工事を実施した施工箇所が対象です。保証書に書かれた場所と条件に沿って、対象の場所で再発したときに無償で再施工します。建物全体や未施工箇所を無条件に保証するものではありません。

  • 保証書に記載された施工箇所がどこか
  • 再発時に無償再施工となる条件と連絡方法
  • 経年劣化・未施工箇所・建物改修後など対象外になる条件
契約前に見ておくこと『永年』という言葉だけで決めず、どの施工箇所が対象か、再発したら何をしてもらえるか、対象外になるのはどんなときかを、見積書と保証書で読んでおいてください。
FAQ

よくある質問|ネズミの壁の中の音に関する5問

Q. 壁の中のカリカリ音はネズミですか?

A. ネズミの可能性はありますが、音だけでは決められません。時間帯、フン、かじり跡、外周の隙間を合わせて見て判断しましょう。

Q. 壁の中のネズミは自分で駆除してもよいですか?

A. はい。家ネズミは鳥獣保護管理法の対象外なので、ご自身で対処できます。ただしコウモリやハクビシンは許可なく捕獲できないため、種類が分からないうちは捕獲を試みないでください。なお、私は現場で、ご自身での駆除はお勧めしていません。悪化するおそれがあるからです。

Q. 音が止まればネズミはいなくなったと考えてよいですか?

A. いいえ。別の場所へ一時的に移っただけのこともあります。侵入口や新しいフン、かじり跡がないかを見てから判断してください。

Q. 壁に穴を開けて中を見てもよいですか?

A. いいえ。壁の中には配線や配管が通っているため、ご自身で開けるのはやめてください。まずは、音やフンなど外から分かることを書き留めておきましょう。

Q. ネズミ対策の費用はいくらくらいかかりますか?

A. 軽度で1万〜5万円、中度で5万〜15万円、重度で15万〜30万円台が目安です。高所で足場が必要な場合は5万〜20万円が加わり、金額は現地調査後に確定します。

結論
ハウスガード24が選ばれる理由

壁の中のネズミの音のご相談をハウスガード24にいただく理由

日本害獣駆除センター「ハウスガード24」は、ネズミ・コウモリ・ハクビシン・イタチ・アライグマの被害に自社施工で対応しています。壁の中のネズミの音でご相談いただく前に、当社の進め方と保証の範囲をご確認ください。

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現地調査もお見積もりも無料

被害の範囲と侵入口を確認する現地調査、お見積書の作成に費用はいただきません。中を見てもらってから、依頼するかどうかを決められます。

2

見積書で作業内容を1つずつ確認できる

どこを何箇所ふさぐのか、清掃と消毒はどの範囲までかを、作業項目ごとに分けてお見積書へ記載します。何をするのか分からないまま契約する必要はありません。

3

対策工事に永年保証

施工した範囲を再点検し、再被害が確認された場合は無償で再施工します。工事完了日が保証の開始日です。

「永年」の定義:当社が害獣の駆除・対策に係る事業を継続している期間、かつご本人が保証住宅にお住まいの期間に有効です。ご本人限りの保証で、建物を譲渡した場合は次の所有者へは引き継がれません。

保証の対象外:施工していない範囲からの侵入/天災(地震・台風・落雷・水害・豪雪など)/建物の経年劣化・腐食・変形/封鎖箇所に手を加えた場合/害獣が地中を掘って床下へ入った場合/足場を組まないと調査・施工ができない範囲。

害獣対策工事保証書。保証対象と免責事項が条文で並び、氏名と住所は伏せてある
※お客様の氏名・住所は個人情報保護のため伏せています
4

噴霧器を工事お申し込みの方全員に

対策工事をお申し込みの方全員に、害獣よけ自動噴霧器「ネズミガード24」(9,800円相当)をお付けします。

5

担当した職人と直接やりとりできる

担当した駆除職人とLINE・電話・メールで直接連絡が取れます。工事のあとで気になることが出ても、窓口を通さずそのまま相談できます。

6

受付は24時間365日

お問い合わせから最短30分でお伺いします。受付は24時間365日で、夜間や休日のご連絡にも対応します。

7

Googleクチコミ ★5.0

Googleクチコミは★5.0(32件・2026年9月時点)です。実際にご依頼いただいた方の評価として公開しています。

対応エリアと営業所

関東・山梨・静岡に対応しています。営業所は東京本社(中央区日本橋茅場町)と千葉(松戸市)・埼玉(熊谷市)・神奈川(大和市)・茨城(つくば市)・山梨(甲府市)・静岡(静岡市)・浜松(浜松市)の8か所です。群馬・栃木は近隣の営業所から出張対応します。

壁の中のネズミの音で気になるサインが1つでもあれば、状況を伺うところから始められます。お電話でご相談ください。

まとめ|ネズミの壁の中の音で見る4ポイント

壁の中の音は、ネズミの可能性を考える手がかりの一つです。音だけで断定せず、室内の被害サインと建物外周の侵入口候補を組み合わせて判断しましょう。

  • 夜間の小刻みな音を記録する
  • フン・かじり跡・黒い汚れを探す
  • 配管や外壁の隙間も見ておく
  • 焦げ臭や配線異常があれば触らない

壁の中の音に気づいたら、『何の動物か』『どこから入ったか』『安全に何ができるか』の三つを別々に考えると、次の手を決めやすくなります。被害が軽いうちでも、侵入口が分からなければ、現地調査で建物全体の経路を調べてもらうことをおすすめします。

ご相談先の「ハウスガード24」について

ハウスガード24は、関東・山梨・静岡の戸建てを中心に、ネズミ・コウモリ・ハクビシン・アライグマ・イタチの調査から再発防止工事までを自社施工で行う害獣対策の専門サービスです。

駆除して終わりではなく、侵入口を特定して封鎖する「再発させないための工事」までが仕事です。施工した範囲に万一再び被害が出た場合は、期限を設けず無償で修繕する永年保証が付き、再発時の施工費も0円です。

現地調査とお見積もりは0円です。お申し込みいただいた方には害獣よけの自動噴霧剤をプレゼントしています(特典の内容は時期により変わる場合があります)。Googleクチコミは★5.0(32件・2026年9月時点)をいただいています。

読み終えたあとの次の一歩
ネズミの侵入口の封鎖まで相談したい方へ

ここまで読んでも判断がつかないときは、現地で見てもらうのがいちばん早い方法です。ハウスガード24は関東・山梨・静岡で自社施工に対応しています。現地調査・お見積もりは0円、受付は24時間365日で、状況とエリアによっては最短30分で伺います。

✓ 関東・山梨・静岡で自社施工
✓ 現地調査・お見積もり0円
✓ 最短30分・24時間365日受付
✓ 永年保証あり
電話で伝えるとスムーズな内容:音がする場所と時間帯/フン・臭いの有無/被害箇所や侵入口らしい場所

※永年保証は、対策工事を実施した場合に当社が実際に工事を行った範囲を対象として適用されます。建物全体を無条件に保証するものではありません。

\永年保証つき害獣駆除会社/ 関東害獣駆除センター「ハウスガード24」