屋根裏の物音が三日続いた、庭のフンが増えてきた。そんなときに検索して、ここへ来られたのだと思います。
先に一つだけ。音のする場所を先にふさぐのは、いちばん避けたい手順です。中に取り残せば、臭いと死骸の処理という別の問題に変わります。ふさぐのは最後です。
さいたま市の場合、もう一つ知っておく価値があります。アライグマの捕獲数が、区によってまるで違うのです。この記事では、その区ごとの数字から始めて、住宅の造り、窓口の分かれ方、費用の見方へと進みます。
緑被率40%超の5区で市全体の約9割が捕獲されています。相談は10区で受けますが、捕獲の事務は大宮区・浦和区が担当します。
- 令和6年度の捕獲数887頭。岩槻区285頭に対し南区は8頭
- ハクビシンは実害がある場合のみ。目撃だけでは対象外
- ネズミは所管が保健所。市は駆除作業を行わない
- アライグマは10cm四方、ハクビシンは直径8cmの開口で侵入する
さいたま市の害獣被害を30秒で確認する6つの項目
本題に入る前に、いまの状態を6つの項目で確かめておきましょう。2つ以上に印が付くなら、種類と入口を並行して確認する段階に入っています。
無理に屋根裏や床下へ入らず、室内と地上から分かる範囲で選んでください。
調査では、音・フン・足跡・入口のうち二つ以上がそろっていれば、庭を通るだけでなく、家の中まで使われていると見て調べます。
相談目安 3日以上同じ側で音が続き、フンが新しくなっているときです。
プロの視点 現地では、室内で音がした位置と外周の開口を重ね合わせ、移動の向きを絞り込みます。
さいたま市で多い害獣5種類と被害サインの見分け方
種類を見分ける手がかりは、音の重さ、フンの中身、入口の幅の三つで、このあと順に見ていきます。その前に、お住まいの区の事情を見ておきましょう。「さいたま市」でひとくくりに調べても、あまり参考になりません。同じ市内で、アライグマの捕獲数が36倍違うからです。
埼玉県が公開しているアライグマ捕獲地点のデータでは、令和6年度のさいたま市の捕獲数は887頭でした。区別に見ると、岩槻区285頭、西区192頭、桜区125頭、見沼区110頭、緑区85頭。一方で南区は8頭、中央区は12頭、大宮区は13頭です。上位5区で市全体の約9割を占めます。
この5区は、市の緑の基本計画で緑被率が40%を超える区と一致します。緑被率が10%台の区と比べると、捕獲数に10倍以上の開きがあります。まずは、お住まいの区がどちら側かを押さえてください。
音の重さと聞こえる時間帯で候補を絞る
市内で捕獲数が多いアライグマは、体重があるぶん屋根裏を歩く音がはっきり伝わり、走った向きまで分かる程度に響きます。ハクビシンの足音も、同じように重く響きます。壁の中を上下する細かい音であればネズミ、夕方に換気口の外へ小さな影が出入りするなら、コウモリを疑いましょう。
聞こえた時間帯は、3日分メモしておいてください。それだけでも候補は絞れます。私も電話では、猫が歩くようなドシドシした音か、爪でカタカタ鳴るような音かを最初に伺います。音の様子が分かれば、種類はかなり絞り込めるからです。
フンに混ざるものから餌場を推定する
市の緑被地8,504.6haのうち51%は農地です。見沼田んぼをはじめ畑や果樹が近い地区では、フンに果実の種子や昆虫の外殻が混ざりやすくなります。粒の大きさはネズミで4〜10mm程度、ハクビシンとアライグマで5〜18mm程度が目安です。
乾いたフンは粉が舞うので、掃除機ではなく湿らせてから回収してください。掃除機は排気から粉を部屋中に広げます。
侵入口の幅で、通れる種類が決まる
さいたま市は侵入口の寸法をかなり具体的に示しています。アライグマは「10センチメートル四方の穴があれば簡単に出入りできます」、ハクビシンは「直径8センチメートル程度の穴、場合によっては細長いスリット上の隙間からも出入りできます」。農地や家庭菜園を囲う防獣ネットは、網目5cm以下を勧めています。
この数字を持って外周を回ると、見るべき場所がはっきりします。
捕獲してよいかは、種類で分かれる
市は民有地の外来種について「市では駆除は行っておりません(アライグマや、被害に基づくハクビシンは除く)」としています。この括弧書きが線引きです。
| 種類 | 根拠となる法令 | さいたま市での扱い |
|---|---|---|
| アライグマ | 外来生物法(特定外来生物) | 県の防除計画に基づき市が防除。区役所くらし応援室へ相談 |
| ハクビシン | 鳥獣保護管理法 | 実害がある場合のみ。現地確認のうえ助言または捕獲等 |
| イタチ・コウモリ | 鳥獣保護管理法 | 市の固有の案内は無い。許可なく捕獲できない |
| ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ | 規制の対象外 | 保健所は駆除を行わない。専門業者へ相談 |
さいたま市の戸建てで最初に確認したい侵入口5か所
入口探しでよくある行き違いが、「犯人の穴はひとつ」という前提です。現場では入口が複数見つかることもあり、ひとつ埋めて安心した数日後に、また同じ音がする家もあります。
さいたま市は10区で住宅の性格が違います。令和5年住宅・土地統計調査では住宅総数594,400戸のうち一戸建262,900戸(44.2%)、木造277,600戸(46.7%)です。区別では岩槻区が木造69.8%・一戸建69.1%、西区が木造68.1%・一戸建63.3%。対して中央区は一戸建32.0%、南区は32.8%です。
木造一戸建ての比率が高い区は、そのままアライグマ捕獲数の上位と重なります。捕獲数には緑の多さも関わりますが、木造の戸建ては屋根と外壁の取り合いが多く、そのぶん見るべき場所も増えます。
屋根の端は、はしごを掛けずに確かめる
板金が何枚も重なるけらば・棟際・谷樋は、年数とともに端が反ってきます。獣にとっては入りやすい形です。
ただ、この確認のために屋根へ上がるのは割に合いません。落下の危険もありますし、瓦やスレートを踏み割れば修理代のほうが高くつきます。地上から望遠で撮って、拡大して見ましょう。たいていはそれで判断がつきます。
軒天・換気口・戸袋の細い開口
軒天のつなぎ目、破れた小屋裏換気口の網、戸袋の奥。市が示す8cmという数字を当てはめると、思ったより多くの場所が該当します。見落とされやすいのは、「ここは狭いから平気だろう」と流した箇所です。
相談目安 開口が2か所以上ある、または高所で手が届かない場合です。
プロの視点 調査では、開口の幅を測ってから通れる種類を絞り、封鎖材を選びます。
築年数の古い木造は、開口が増えやすい
市内には1980年以前に建てられた住宅が72,300戸あり、うち木造が43,700戸。築40年を超えると、板金の反りもパテの痩せも同時に進みます。見るべき箇所がそれだけ増えるということです。
お住まいがこの年代に当たるなら、ひとつ見つけた時点で止めず、建物を一周してから施工の計画を立ててください。
配管貫通部とエアコンまわりの隙間
配管やエアコンを通した穴は、詰めた材料が乾いて縮むと縁に隙間ができます。ネズミは1.5cmほどの隙間でも抜けられます。指先が入る場所はひとつ残らず書き出しておくのが、結局は近道です。
さいたま市の害獣相談と捕獲ルールを公式情報で確認
さいたま市は政令指定都市なので、窓口が種類ごとにも区ごとにも分かれています。ここを取り違えると相談が進まないので、先に窓口を並べておきます。
相談は全10区。ただし捕獲の事務は2区に集約されている
アライグマ・ハクビシンの相談先は、お住まいの区の区役所くらし応援室です。ただし各区の事務分掌では、「野生鳥獣の保護及び有害鳥獣の捕獲等に関すること」には(大宮区役所及び浦和区役所に限る)という括弧書きが付いています。
つまり、相談は10区で受けますが、捕獲の事務そのものは大宮区役所と浦和区役所が担う構成です。相談内容によっては引き継がれることがあります。市全体の所管は環境局環境対策課の生物多様性保全係で、鳥獣の捕獲許可申請もこちらが窓口。申請手数料はかかりません。
ハクビシンは「実害があった場合」に限られます
ここは思い違いをしやすいところです。市の案内は明確で、ハクビシンについて「特定外来生物ではなく、鳥獣保護管理法の対象種であるため、目撃や感情的理由のみによる捕獲はできません」としています。
そのうえで「実害(家屋に侵入され汚された、畑を荒された等)があった場合は、現地確認の上、被害状況に応じて防除対策の助言や捕獲等を行っています」と説明しています。相談の際は、フンの写真、汚損の範囲、音の記録など、実害が分かる材料を用意してください。
なお、箱わなの貸出条件、設置期間、設置できない場所といった運用の詳細は、市の公式ページには掲載されていません。実際の手順は各区のくらし応援室に確認してください。最新の案内はさいたま市「外来種(哺乳類)」にまとまっています。
ネズミは所管が別。市は駆除を行いません
ネズミと衛生害虫は保健衛生局の保健所環境薬事課が所管です。同じ市役所でも部署が違います。
市は「保健所ではネズミ等についての防除作業や駆除は行っていません」と明記し、そのうえで「調査費用や防除・駆除費用はご自身の負担となりますので、十分な相談・検討の上で、納得できる業者を選定してください」と付け加えています。鳥獣保護管理法の全体像は、環境省「鳥獣保護管理法の概要」を読んでおくと、市の案内の意味がつかみやすくなります。
さいたま市の住宅で自分でできる対策と避けたい行動
では、どこまで自分でやるか。記録を取る、餌になるものを断つ、手の届く範囲を掃除する——ここまでは、むしろご自身でやっておいたほうが調査が速く進みます。
境目は明確です。高い場所、狭い床下、量の多い汚染、種類が定まらないままの捕獲。この4つに入ったら、そこで手を止めてください。
室内と地上から安全にできる3つの対策
- 音を記録:時刻、場所、長さ、移動方向を3日分残す
- 写真を撮影:フン、足跡、シミ、入口候補へ日付を付ける
- 餌を減らす:食品、生ごみ、ペットフード、落果を密閉・回収する
乾いたフンは、少量でも手袋とマスクを着けて、湿らせてから集めましょう。粉を舞い上げないためです。
事故と閉じ込めにつながる3つの行動
- 屋根へ上る:転落と屋根材破損の危険がある
- 種類不明のまま罠を置く:保護対象を捕獲するおそれがある
- 音がする入口を塞ぐ:内部へ閉じ込め、死骸・臭い・室内侵入に変わる
殺虫剤を動物に向けて噴射したり、素手で触ったりするのはやめてください。部屋に入ってきたら扉を閉め、外へ通じる窓を1か所だけ開けて、出ていく道を作っておきましょう。
相談目安 高いところや狭いところで、自力では安全に見られないときです。
プロの視点 調査の写真には位置ごとに番号を振り、見積書の封鎖箇所と一致させます。
さいたま市で害獣被害を放置すると起こる4つの問題
「そのうち出ていくだろう」と様子を見たくなるところです。ただ、その間にも周辺の状況は静かに動いています。
さいたま市のアライグマ捕獲数は平成27年度300頭から令和6年度887頭へ、9年でおよそ3倍です。埼玉県の第4次アライグマ防除実施計画は、さいたま市を「重点対策ゾーン(中央地域)」に区分しています。県全体の捕獲数も同期間に3,315頭から11,881頭へ増えました。様子を見ている間に、周りのアライグマが減っていくとは考えないほうが安全です。
追い出して終わりにせず、衛生と建物の傷みまで一緒に見てもらってください。
フンと巣材が粉塵になる
調査では、乾いた汚れを舞い上げないように、回収・消毒・廃棄の範囲を分けて考えます。
断熱材と天井材へ染み込む
表面の清掃では戻らない範囲があるか、交換や補修が要るかを、見積もりのときに聞いておくと、あとで慌てません。
かじり跡が設備事故へつながる
焦げたにおいや停電があれば触らずに、電気工事士へ点検を頼むことをおすすめします。
入口が残ると別個体も利用する
音が止まったあとも外周を一周して、塞いでいない開口を書き出しておきましょう。
フンと巣材による衛生リスク
排泄が一か所にたまると、乾いた微粒子が小屋裏の通気をたどって室内側へ流れます。ここで掃除機を使うと、排気から粉が出てしまいます。清掃では、必ず湿らせて集めてから消毒へ移ります。
小さなお子さんや呼吸器に不安のある方、ペットのいるお宅では、まず汚染した部屋を使わないようにするところから始めるのが安全です。
断熱材・天井材・木部への汚染
グラスウールに尿がしみ込むと断熱の効きが落ち、進行すれば天井の仕上げに色が浮いてきます。表面を拭いても戻りません。
この範囲を業者が把握できているかは、見積書を見れば分かります。「清掃」「消毒」「断熱材交換」が別々に立っていれば見ています。一式いくら、しか書かれていなければ、そこは聞き直してください。
ネズミの配線かじりと火災リスク
ネズミの前歯は生涯伸び続けるので、硬い物を削って長さを保ちます。削る対象に電線が選ばれることがあります。
屋根裏の音と同じ時期にブレーカーが落ちた、照明がちらついた。この二つが重なったら、電気設備の点検も別に手配してください。かじられた配線の修理は、害獣の業者ではなく電気工事の業者に頼むものです。
塞ぎ残しによる再侵入と被害拡大
入口を一か所だけ塞いでも、ほかの開口が残っていれば、そこが次の通り道になります。さいたま市は緑被率が38.8%で、緑被地のうち田が1,876.0ha、畑が2,456.2haあります。見沼田んぼは大宮駅やさいたま新都心駅から2〜3kmの距離に約1,260haが広がっています。
餌場になる田畑が住宅地の近くにあるぶん、動物が家のまわりを通る機会もあります。私がほかの業者の施工あとを見て気になるのも、封鎖したつもりの箇所の細部に残った隙間です。建物を一周して、使えそうな開口をすべて記録してから塞ぐ。この順番だけは守ってください。
さいたま市の害獣駆除を業者へ相談した場合の4工程
依頼すると決めたあとで迷いやすいのが、市と業者の担当の切れ目です。市がやるのは相談を受けること、現地を見ること、そして捕獲まで。屋根裏の清掃や入口の封鎖は、市の仕事に入っていません。
工程1・2|室内サインと建物外周を照合する
まず室内側の情報をうかがいます。私が最初に聞くのは、いつごろ気づいたか、ほかの業者に見てもらったか、以前にも被害があったか、の三つです。そのうえで音の時刻、フンの位置、臭い、天井のシミ、庭に残る足跡を伺います。控えていただいた3日分の記録が、ここで効いてきます。話を聞いたあと、私は二階の屋根裏から見ることが多く、中の様子が分かってから外周を一周し、屋根・軒天・換気口・基礎・配管の開口に番号を振ります。
この番号付けには、もう一つ意味があります。ハクビシンで市の対応を受けるには「実害」の記録が必要です。調査のときの写真は、市へ相談するときの材料にもなるので、控えをもらっておきましょう。
工程3・4|追い出し・清掃のあとに全周を封鎖する
工事の段階では、種類ごとの法律と繁殖期を確かめたうえで、追い出すか、許可を取って捕獲します。
順番が結果を分けます。いる状態でふさげば、翌週には別の相談に変わります。不在を確かめてからフンと巣材を回収し、消毒。最後に入口を耐候材で閉じ、排水と換気が塞がっていないかを見ます。業者を比べる基準は害獣駆除業者の比較と選び方、ご自身でできる範囲は害獣駆除のDIY対策にまとめています。
さいたま市の害獣被害を3段階で判断する相談目安
窓口をひとつ間違えるだけで、数日は簡単に過ぎます。さいたま市は種類でも区でも分岐するので、電話をかける前に当たりを付けておいてください。
同じ「屋根裏の音」でも、種類によって受付先が違います。
- アライグマ・ハクビシン:お住まいの区の区役所くらし応援室
- 捕獲許可の申請:環境局 環境対策課 生物多様性保全係(手数料は無料)
- ネズミ・衛生害虫:保健衛生局 保健所 環境薬事課 環境衛生係
- 捕獲の事務:大宮区役所・浦和区役所が担当(各区の事務分掌より)
ご自身で捕獲に関わる道もあります。県の計画に基づく場合に限り、わな猟免許がなくても、県または市町村が開催する研修を受け、捕獲を行う地域の市町村で従事者登録をすればアライグマの捕獲に従事できます。さいたま市民向けの研修会場は浦和合同庁舎です。
窓口が分かったら、次はご自宅の状態です。上の注意のとおり、屋根裏の清掃や入口の封鎖は家の側で業者に頼むことになります。どこまで急ぐかは、次の3段階のどれに当てはまるかで決まります。
音の頻度、フンの量、建材への影響を見て、記録・調査・緊急対応のどこまで進めるかを見きわめましょう。
単発の音や古い痕跡だけの段階
- 音を聞いたのは1〜2回
- 新しいフンが増えていない
- 室内に臭いやシミがない
- 3日分の時刻を記録
- 外周を地上から撮影
- 食品と生ごみを密閉
毎晩の音と新しいフンが重なる段階
- 3日以上同じ側で音がする
- 新しいフンやこすれが増える
- 入口候補が2か所以上ある
- 種類と法律を確認
- 現地調査を依頼
- 封鎖範囲を見積書で確認
臭い・シミ・配線や断熱材の被害がある段階
- 室内まで強い臭いが下りる
- 天井材が変色・たわむ
- 配線に歯形や焦げ臭がある
- 汚染部へ近づかない
- 電気設備へ触れない
- 清掃・封鎖・復旧を一体で相談
さいたま市の戸建てで音やフンが見つかったときは、種類を決める前に入口と生息範囲を調べます。動物が残る状態で塞がず、捕獲許可が要る種類かも整理します。
ハウスガード24の対応:音・フン・足跡の照合/屋根・軒天・換気口・基礎・配管の調査/不在確認後の清掃と封鎖
※現地調査・お見積もりは0円です。永年保証は、対策工事を実施した場合に当社が実際に工事を行った範囲を対象として適用されます。建物全体を無条件に保証するものではありません。
さいたま市の害獣駆除費用と見積もりを左右する5要因
金額の妥当性は、総額を眺めても分かりません。同じ15万円でも、入口を3か所ふさいだだけの15万円と、屋根裏の清掃と断熱材の入れ替えまで含んだ15万円では、中身がまるで違います。見るべきは金額ではなく内訳です。
先にお伝えしておくと、さいたま市に一般住宅向けの害獣駆除補助金はありません。市も「調査費用や防除・駆除費用はご自身の負担となります」と明記しています。費用は全額自己負担の前提で見積もりを読んでください。
被害レベル別の一般相場を、同じ条件で比べる
軽度は入口が少なく汚れも限定的な段階、中度は入口が複数で清掃と消毒が入る段階、重度は断熱材や建材の復旧まで及ぶ段階です。2階の軒天や屋根面に施工が必要なら、足場か高所作業車が別に乗ります。
広告に出ている下限額は、たいてい軽度の目安です。見積もりは、同じ被害レベルの金額どうしで比べましょう。全国の相談事例は国民生活センター「ネットの価格と全然違う!? 害虫・害獣駆除のトラブルにご注意」でも公開されています。
さいたま市で害獣対策を依頼した場合の被害レベル別相場
| 被害レベル | 一般相場 | 想定される作業 |
|---|---|---|
| 軽度 | 1〜5万円 | 調査と小規模な追い出し・予防封鎖 |
| 中度 | 5〜15万円 | 複数入口の確認、清掃・消毒、封鎖 |
| 重度 | 15〜30万円台 | 広範囲の清掃、断熱材確認、再発防止工事 |
| 高所・足場 | +5〜20万円 | 2階軒天や屋根面を安全に施工する設備 |
軽度
中度
重度
高所・足場
見積もりを左右する5つの費用要因
- 調査範囲:室内1か所だけか、屋根裏・床下・建物四周まで見るか
- 侵入口の数:屋根、軒天、換気口、基礎、配管を何か所施工するか
- 清掃・消毒の範囲:フン回収だけか、断熱材や天井材の復旧まで含むか
- 再発防止工事:下地補強、金属材、防水、通気の確保をどこまで行うか
- 足場・高所設備:2階軒天や屋根へ安全に届く設備が必要か
この5項目に分かれた見積書なら、他社と横に並べて比較できます。分かれていなければ、その場で内訳を聞いてください。説明できない業者に建物を預ける理由はありません。害獣別の相場は害獣駆除の費用相場にまとめています。
関東の実例で見る害獣調査と侵入口封鎖の手順
実際の現場がどう進むのか、1件ご紹介します。2026年8月、埼玉県川越市の戸建てで、軒まわりから日没後に羽音がするという相談がありました。さいたま市内の事例ではありませんが、県内の木造2階建てで、軒天の開口とフンの位置を突き合わせた例です。
調査で分かった被害と侵入口
外周を一周したところ、軒天と外壁が取り合う位置に2か所の開口が見つかり、その真下に黒いフンが落ちていました。室内で羽音がした向きと外側の痕跡が重なったので、いま使われている入口と、傷んでいるだけの箇所を見分けられました。
この切り分けが抜けると、傷んでいるだけの場所まで施工することになり、金額だけが膨らみます。掲載する写真からは住所、氏名、表札、顔、車のナンバーを外しています。
作業内容と施工後に確認したこと
子育ての時期を外して追い出し、中に残っていないことを確かめてから、パンチングメタルとコーキングで開口を仕上げました。フンの回収と消毒も同じ日の工程に入れています。後日あらためて確認し、羽音と新しいフンが止まっていることを確かめました。
施工事例に契約金額は載せていません。作業の範囲と保証の対象は建物ごとに変わるので、現地調査のあとにお渡しする書面でご確認ください。
相談目安 塞ぐ位置が高所にあり、足場なしでは手が届かない場合です。
プロの視点 当社では施工前後を同じ構図で残し、見積書の番号と保証の対象を突き合わせます。
さいたま市の害獣駆除でよくある質問と具体的な回答5問
Q. どの区役所に相談すればよいですか?
A. アライグマ・ハクビシンは、お住まいの区の区役所くらし応援室が相談窓口です。全10区に直通番号があります。ただし各区の事務分掌では、捕獲等の事務は大宮区役所と浦和区役所に限ると記載されているため、相談内容によっては引き継がれる場合があります。
Q. ハクビシンを見かけただけでも捕獲してもらえますか?
A. できません。市は「目撃や感情的理由のみによる捕獲はできません」と明記しています。対象になるのは「実害(家屋に侵入され汚された、畑を荒された等)があった場合」で、現地確認のうえ助言や捕獲等が行われます。相談の前に、フンや汚損の写真を残しておいてください。
Q. ネズミも市が対応してくれますか?
A. 対応しません。市は「保健所ではネズミ等についての防除作業や駆除は行っていません」としています。相談は保健所環境薬事課で受け付けていますが、実際の駆除は専門業者への依頼となり、費用は自己負担です。
Q. 区によって被害の起きやすさは違いますか?
A. アライグマの捕獲数で見ると、大きく違います。令和6年度のアライグマ捕獲数は岩槻区285頭に対し南区は8頭で、上位5区(岩槻・西・桜・見沼・緑)が市全体887頭の約9割を占めます。この5区はいずれも緑被率が40%を超えています。
Q. わな猟免許がなくても自分で捕獲できますか?
A. アライグマに限り、県の防除実施計画に基づく場合は可能です。県または市町村が開催する研修を受講し、捕獲を行う地域の市町村で従事者登録をすれば、免許がなくても捕獲に従事できます。さいたま市民向けの研修は浦和合同庁舎で開催されています。
ハウスガード24が選ばれる7つの理由
現地調査もお見積もりも無料
調査と見積もりの費用はかかりません。被害の種類、侵入口、必要な作業を見てもらってから依頼するか決められます。
見積書で作業内容を確認できる
どこを何か所ふさぐのか、清掃や消毒をどの範囲で行うのかを、お見積書で1つずつ確認できます。
対策工事に永年保証
保証内容・「永年」の定義・対象外条件を契約前に明示
保証は、当社が実際に対策工事を行った範囲の再点検と無償での再施工です。工事完了日が保証開始日になります。
「永年」の定義:当社が害獣の駆除・対策事業を継続し、ご本人が保証住宅に住んでいる期間です。ご本人限りで有効で、建物を譲渡した場合は次の所有者へ引き継がれません。
保証の対象外:施工していない範囲からの侵入、地震・台風・落雷・水害・豪雪などの天災。建物の経年劣化・腐食・変形、封鎖箇所へ手を加えた場合。害獣が地中を掘って床下へ侵入した場合、足場がないと調査・施工できない範囲。
確認ポイント:保証の対象箇所と対象外条件を見積書・保証書で確認し、施工前後の写真と一緒に保管します。

対策工事のお申込み全員に噴霧器
対策工事をお申し込みの方全員に、害獣よけ自動噴霧器「ネズミガード24」(9,800円相当)をお付けします。
担当職人と直接やりとりできる
担当した駆除職人とLINE・電話・メールで直接連絡できます。工事後に気になる点が出ても、窓口を通さず相談できます。
地域に合わせた訪問体制
埼玉営業所(熊谷市)を起点に、24時間365日相談を受け付けています。住所と被害状況を確認して訪問予定を案内します。
確認できる利用者評価
Googleクチコミ ★5.0(32件・2026年9月時点)。点数だけでなく、調査・説明・施工後対応の記載内容も確認できます。
対応エリアと営業所
関東・山梨・静岡に対応しています。営業所は東京本社(中央区日本橋茅場町)と千葉(松戸市)・埼玉(熊谷市)・神奈川(大和市)・茨城(つくば市)・山梨(甲府市)・静岡(静岡市)・浜松(浜松市)の8か所です。群馬・栃木は近隣の営業所から出張対応します。
調査内容、施工範囲、保証条件が書面でそろえば、契約前に比較しやすくなります。続くまとめで、ご自宅の次の行動を整理してください。
まとめ|さいたま市の害獣被害は種類確認と侵入口封鎖が要点
さいたま市の害獣駆除は、種類と法律を確認し、不在後に入口をまとめて塞ぐことが要点です
音・フン・足跡・臭い・入口を書き留めて、市に頼めることと民間の工事を分けておきましょう。高い所には上らず、清掃と全周の封鎖は、動物がいなくなったのを確かめてから進めてもらってください。
まず確認すること
音の時刻、フンの大きさ、足跡、入口候補を3日分控えておけば、相談の電話で伝える内容がそろいます。
費用の考え方
一般相場は軽度1〜5万円、中度5〜15万円、重度15〜30万円台で、5要因により変わります。
相談する目安
毎晩の音、新しいフン、天井のシミ、配線被害、複数の入口のどれかが出ていれば、現地調査を頼みましょう。
さいたま市で害獣の音やフンが一度止まっても、未確認の入口が残れば再侵入につながります。外周と屋根裏・床下を照合し、必要な清掃と封鎖を施工箇所ごとに説明します。
ハウスガード24の対応:建物四周の侵入口確認/フン・巣材・断熱材の調査/施工前後の写真共有と再点検
※現地調査・お見積もりは0円です。永年保証は、対策工事を実施した場合に当社が実際に工事を行った範囲を対象として適用されます。建物全体を無条件に保証するものではありません。

