夜に床下から重いゴソゴソという音がする。床から獣の臭いが上がってくる。床下換気口が壊れている。こうしたことが重なるときは、アライグマなどの中型の動物が床下に入り込んでいる可能性があります。アライグマは法律で特定外来生物に指定されているため、捕まえ方や扱いの決まりはアライグマ駆除の完全ガイドで解説しています。
出典:環境省「特定外来生物等一覧」
床下は暗くて狭い場所です。潜り込まずに、点検口からのぞける所と、家の外から見える基礎や換気口だけを見て回りましょう。
当てはまる項目をチェックしてください
床下からの音や臭い、フンのような跡があるときは、アライグマが入り込んでいる可能性があります。
2つ以上当てはまる場合、アライグマが床下や家のまわりに入り込んでいる可能性があります。自分の判断で入口を塞ぐと、中に閉じ込めてしまう場合もあります。塞ぐ前に、まだ中にいるかどうかを見てもらってください。足音が軽く、ネズミではないかと迷うときの見分け方は屋根裏のネズミ被害と費用で解説しています。
床下のアライグマは、出ていったのを見届けてから穴を塞ぐ
重い物音、フン、獣臭、巣材、基礎の破損。このうちいくつかが重なるなら、床下にすみ着かれている疑いが強くなります。
- ✓ 音の時間帯と場所を記録する
- ✓ 点検口からフンや巣材がないかを見る
- ✓ 基礎と床下換気口の壊れた所を外から探す
- ✓ 中に残ったまま侵入口を塞がない
最初の目安床下にアライグマがいるかを見る手がかり
重い音やフンが一つ見つかっただけでは、アライグマと決められません。床下に入らずに分かる次の項目のうち、いくつ当てはまるかを数えてみましょう。
床下で見つかるフンの見分け方と対処はアライグマのフンの見分け方にまとめています。
床下のアライグマを疑う6つのチェック
見分けるポイント床下の音・臭い・フン・入口の見方
ここでは、チェックに出てきた音、臭い、フンと巣、入口のそれぞれについて、どこをどう見ればよいかを説明します。
床の下で重いゴソゴソ音
ネズミより重い足音が何度も聞こえるなら、中型の動物も考えます。私(監修者の芹澤武史)はお客様に、猫が歩くようなドシドシという音か、爪でカタカタと引っかくような音かを伺います。音の種類で、動物の見当がつくことが多いからです。
床下や部屋に獣臭が上がる
床下にフンや尿がたまると、その臭いが床の隙間から部屋へ上がってきます。
床下にまとまったフンや巣材
点検口から懐中電灯で照らし、フンや、断熱材・枯れ草などを集めた巣がないかを見てみましょう。
基礎・床下換気口の破損
床下換気口のカバーが外れていたり、基礎に隙間があったりすると、そこから床下へ入られます。私は入口らしい所を見つけたら、周りに擦れた跡や毛、フンが付いていないかを見ます。付いていれば、今もその穴を通っていると考えます。

入り込む理由なぜアライグマは床下へ入る?
床下は雨風をしのげて、人の目にも触れにくい場所です。基礎や換気口が壊れていると、そこから中へ入られます。
庭の果物や家庭菜園、生ゴミ、ペットフードに引き寄せられたアライグマが、そのまま近くの床下へ入り込むことがあります。私がよく受ける質問に「なぜ今になって入ってきたのか」があります。入口になる穴は、たいてい家を建てたころか、ずっと前からあるものです。夜に家の周りを歩き回るうちに、何かの拍子でその穴を見つけて入り始めます。
そのため、床下の穴を塞ぐだけでは足りません。庭の食べ物を片づけ、基礎、換気口、増築した部分のつなぎ目など、入口になりそうな所を家じゅう見て回っておくと、調査のときの手がかりが増えます。
雨風を避けられる
床下は暗く外から見えにくいため、一時的なねぐらとして利用されることがあります。
基礎の開口
床下換気口や、基礎の欠けた所から入られます。
庭のエサから近い
家庭菜園や生ゴミがあると、それを目当てに敷地へ来るようになります。
そのままにすると床下のアライグマ被害で困ること
床下は目に見えにくいため、臭いや巣材の被害が広がってから気づくことがあります。
フン尿・臭い
フンや尿は床下で乾きにくく、時間がたつほど、汚れが土や断熱材に広がります。
断熱材・設備の汚れ
巣材や移動で断熱材が荒らされたり床下設備が汚れたりすることがあります。
閉じ込め
中にいるうちに入口を塞ぐと、別の場所を壊して出ようとする可能性があります。私は、追い出す前に穴だけを塞ぐことはしないよう、ご相談のたびにお伝えしています。
音やフン、入口らしい所に気づいた段階で相談できます。動物の種類や入口を、ご自身で突き止めておく必要はありません。音がした時間や場所をメモしておくと、現地調査で見る所を早く絞れます。
※保証は、対策工事を実施した場合に当社が実際に工事を行った範囲を対象として適用されます。現地調査・お見積もり無料。
自分でできること床下に入らずに家の内と外から見る
床下には潜らず、点検口と家の外周から見える所だけを見ましょう。私は、ご自身での追い出しや穴塞ぎを現場で勧めていません。ここで挙げるのは、業者に伝える材料を集めるための記録です。
まず記録しておくこと
床下点検口からライトで照らし、見える範囲を確かめる程度で十分です。基礎や換気口の傷み、庭の足跡や食べ荒らしは、写真に撮っておくと、業者に伝えやすくなります。
- 音がする場所と時間を記録する
- 点検口から見える所だけを撮る
- 基礎と換気口の破損を外から見る
床下・フン・穴塞ぎは業者に任せる
狭い床下へ装備なしで潜ること、フンを素手で触ること、まだいるかどうか分からないうちに基礎の穴を塞ぐこと。この三つは避けてください。
- 床下へ無理に入らない
- フンや巣材を素手で触らない
- 中に残ったまま封鎖しない

再発防止まで床下のアライグマを再発させにくくする対策の流れ
音が一時的に止まっても、入口が開いたままなら、また入られます。業者に頼むときも、次の四つの段取りが見積もりに入っているかを見てください。
被害のサインを書き出す
音がする場所と時間帯、フン、臭い、傷など、床下に入らずに分かることを書き出しておきましょう。
侵入口候補を調査する
屋根、軒下、換気口、外壁、配管、基礎など、家の外周で入口になりそうな所を調べます。
生息状況に合わせて対策する
被害の程度と動物の種類を見て、追い出し、清掃、どこまで手を入れるかを決めます。
出ていったのを見て入口を塞ぐ
中に残っていないのを確かめてから入口を塞ぎます。工事のあとも、また入られていないかを点検します。
相談目安床下のアライグマはどの段階で業者へ相談する?
被害の大きさのほか、いつから続いているか、サインがいくつ重なっているか、配線や高い所など危ない場所が絡むかで、相談の時期を決めます。
記録をつけながら様子を見る
サイン:単発の物音や痕跡/外周に気になる場所が1か所
相談目安:アライグマかどうか分からなくても、同じ場所で音が繰り返すなら相談しましょう。
侵入口まで含めて調査
サイン:数日続く音・フン・臭い/複数の被害サイン
相談目安:被害が広がる前に、家の外周と被害のある場所を一度に調べてもらうことをおすすめします。
安全を優先して早めに相談
サイン:強い悪臭・床下の断熱材の被害/配線・建材の損傷や大量のフン
相談目安:自分で掃除したり床下へ入ったりせず、すぐに業者へ連絡しましょう。
見積もりの見方床下のアライグマ対策の費用は何で変わる?
床下の見積もりを見比べていると、同じ「アライグマ1件」でも金額の幅が広いことに気づきます。屋根裏の作業と違い、床下は作業する人が入れるかどうかから条件が変わるためです。
最初に金額を左右するのが、床下点検口の位置と数です。台所の床下収納だけが開口という家と、和室の畳下や洗面所にも開口がある家では、資材の出し入れと移動の経路が変わります。床下の有効高さが低く、ほふく姿勢でしか進めない場合は、同じ面積でも作業時間の見積もりが伸びます。
次に基礎の換気方式です。コンクリート基礎に換気口が並ぶ家では、封鎖の対象は開口部の数で数えられます。土台と基礎の間に隙間が連続する基礎パッキンの家では、対象が連続した隙間の延長になり、同じ延べ床面積でも封鎖の数量の出し方が変わります。見積書の「侵入口封鎖 一式」が、どちらの数え方なのかを業者に聞いておきましょう。
床下は屋根裏より乾きにくい場所です。フン尿が染みた床下断熱材は拭き取りでは戻らないため、汚れた部分を撤去して入れ替えるかどうかで、金額が大きく変わります。清掃のあとに乾燥と消毒の工程を置くかどうかも、見積書では別の項目です。
- 床下点検口の位置と数、進入できる有効高さ
- 基礎の換気方式(換気口が並ぶか、基礎パッキンで隙間が連続するか)
- 侵入口封鎖の数量が、開口部の数か、隙間の延長か
- フン尿が染みた床下断熱材を、部分撤去して入れ替えるか
- 給排水管の貫通部を1か所ずつ塞ぐか
- 清掃のあとに乾燥と消毒の工程が入っているか
- 施工後の再確認と、保証が適用される施工箇所
床下の見積もりで金額差が出るのは、断熱材と貫通部の扱いが含まれているかどうかです。追い出しだけで断熱材が汚れたまま残る見積もりと、汚れた部分を入れ替える見積もりでは、数か月後の床下の状態が変わります。業者ごとの作業内容の違いは害獣駆除業者の比較と選び方にまとめています。
害獣別の料金目安と見積書の見方は害獣駆除の費用相場【2026年版】で詳しく解説しています。
ハウスガード24の施工事例
写真の見た目より、どこを調べ、どこを塞いだのかに注目してください。
再発防止侵入口候補を建物に合わせて封鎖
被害のあった床下だけでなく、外壁、屋根、配管、換気口など入口になりそうな所を調べ、要る箇所を塞ぎます。写真は、隙間に丸めた金網を差し込んで塞いだところです。
建物の中に動物が残っていないのを見届けてから塞ぎます。
建物外周外周の細い隙間も調べる
地上から見えにくい軒下や屋根のつなぎ目、写真のような外周の細い隙間も、入口として使われます。現場では、建物の外周を一周して調べます。
高い所は自分で上って見ずに、足場や安全帯を使える業者に任せましょう。私は、高い位置に入口がありそうな家では、足場を組むかどうかを先に判断します。
よくある質問
Q. 床下の重い音だけでアライグマと分かりますか?
A. いいえ、音だけでは決められません。フン、獣臭、巣材、庭の足跡、基礎の入口らしい所をあわせて見て判断しましょう。
Q. 床下換気口の穴をすぐ塞いでもよいですか?
A. いいえ、すぐには塞がないでください。中にまだいると閉じ込めてしまうため、塞ぐのは、追い出していなくなったのを確かめてからです。
Q. 床下のフンを自分で掃除できますか?
A. 少しの量なら取り除けますが、素手では触らず、終わったら手を念入りに洗ってください。量が多い、奥にある、臭いが強いときは、床下へ入らずに業者へ任せましょう。
Q. 床下に子どもがいる可能性はどう確認しますか?
A. 子どもの鳴き声や巣材が手がかりです。私の見てきた限り、アライグマは暖かくなる4月下旬からゴールデンウィークのころに子を産むことが多く、その時期の鳴き声は子どもの声かもしれません。床下へ入って探さずに、業者に相談してください。
Q. アライグマは自分で捕獲できますか?
A. いいえ、自分の判断だけでわなを仕掛けることはできません。アライグマの捕獲には法律と自治体の決まりが関わるため、まず市区町村の窓口に問い合わせてください。
アライグマの床下侵入のご相談をハウスガード24にいただく理由
日本害獣駆除センター「ハウスガード24」は、ネズミ・コウモリ・ハクビシン・イタチ・アライグマの被害に自社施工で対応しています。アライグマの床下侵入でご相談いただく前に、当社の進め方と保証の範囲をご確認ください。
現地調査もお見積もりも無料
被害の範囲と侵入口を確認する現地調査、お見積書の作成に費用はいただきません。中を見てもらってから、依頼するかどうかを決められます。
見積書で作業内容を1つずつ確認できる
どこを何箇所ふさぐのか、清掃と消毒はどの範囲までかを、作業項目ごとに分けてお見積書へ記載します。何をするのか分からないまま契約する必要はありません。
対策工事に永年保証
施工した範囲を再点検し、再被害が確認された場合は無償で再施工します。工事完了日が保証の開始日です。
「永年」の定義:当社が害獣の駆除・対策に係る事業を継続している期間、かつご本人が保証住宅にお住まいの期間に有効です。ご本人限りの保証で、建物を譲渡した場合は次の所有者へは引き継がれません。
保証の対象外:施工していない範囲からの侵入/天災(地震・台風・落雷・水害・豪雪など)/建物の経年劣化・腐食・変形/封鎖箇所に手を加えた場合/害獣が地中を掘って床下へ入った場合/足場を組まないと調査・施工ができない範囲。

噴霧器を工事お申し込みの方全員に
対策工事をお申し込みの方全員に、害獣よけ自動噴霧器「ネズミガード24」(9,800円相当)をお付けします。
担当した職人と直接やりとりできる
担当した駆除職人とLINE・電話・メールで直接連絡が取れます。工事のあとで気になることが出ても、窓口を通さずそのまま相談できます。
受付は24時間365日
お問い合わせから最短30分でお伺いします。受付は24時間365日で、夜間や休日のご連絡にも対応します。
Googleクチコミ ★5.0
Googleクチコミは★5.0(32件・2026年9月時点)です。実際にご依頼いただいた方の評価として公開しています。
対応エリアと営業所
関東・山梨・静岡に対応しています。営業所は東京本社(中央区日本橋茅場町)と千葉(松戸市)・埼玉(熊谷市)・神奈川(大和市)・茨城(つくば市)・山梨(甲府市)・静岡(静岡市)・浜松(浜松市)の8か所です。群馬・栃木は近隣の営業所から出張対応します。
アライグマの床下侵入で気になるサインが1つでもあれば、状況を伺うところから始められます。お電話でご相談ください。
まとめ|床下のアライグマはサインと入口を一緒に見る
床下のアライグマは、重い音、臭い、フン、巣材といったサインと、基礎や床下換気口の傷みをあわせて見て、見当をつけます。
ご自身で見るのは、点検口からのぞける所と、写真やメモの記録までです。狭い床下の奥や、大量のフン、かじられた配線がある場所には近づかないでください。
- 床下には入らず、点検口からのぞく
- 基礎・換気口の破損を見る
- 庭の誘引物も減らす
- 生息確認後に侵入口を封鎖する
床下や高い所に入って調べる必要はありません。分かっている被害の場所、時間帯、臭い、フンのことを電話で伝えてください。家のつくりに合わせて、どこを調べるかを決めます。
※対策工事後の保証は、当社が実際に工事を行った範囲が対象です。建物全体を無条件で保証するものではありません。

